FERRO 2026、5月16日(土)自転車文化セミナー

5月16日(土)、『FERRO Mari e Monti』では、ヴィンテージ自転車を愛する皆様のために、特別セミナーと上映会を開催いたします。
往年の名車を守り、蘇らせ、そして次世代へ受け継ぐ自転車文化の奥深さに触れられる貴重な時間です。

ヴィンテージバイクの規格や復元技術、最新素材を取り入れたサイクリングウエア、そして美しい塗装と仕立ての哲学まで。
第一線で活躍する専門家たちが、それぞれの視点から情熱と経験を語ります。

さらに、『王様の仕立て屋』の世界をテーマにした特別講演も実施。
自転車史やヨーロッパロード文化に精通した安家達也氏による、ここでしか聞けない物語をお楽しみください。

自転車を「速さ」だけではなく、「文化」「美学」「人生」として愛する方へ。
きっと心に残る一日になります。
ヴィンテージ自転車ファンの皆様のご来場を、心よりお待ちしております。


12:30 - ヴィンテージ自転車と規格および保全・復元について(加茂太郎氏)

ヴィンテージ自転車専門店「Koma Vintage Bicycles」加茂太郎代表は、ヨーロッパを中心としたヴィンテージロードバイクの収集・整備・復元に長年携わり、希少なクラシックバイクやパーツに精通。
当時の規格やオリジナル性を大切にしながら、現代でも安全に乗れる形で蘇らせる技術に定評があります。

加茂氏は国内外のヴィンテージ自転車文化を深く研究し、多くの愛好家から信頼を集める存在。
本セミナーでは、ヴィンテージ自転車の規格の違いや時代背景、保全・復元に必要な知識や考え方について、実例を交えながらわかりやすく解説いただきます。

◎講師:加茂太郎氏 (Koma Vintage Bicycles)
◎会場:鋸山美術館(メイン会場)
◎参加無料

 


13:00 - サイクリングウエアの奥義。最新素材で快適!(中島義之氏)

「NAKASHIMA CYCLE FACTORY」代表、中島義之氏が、長年にわたりサイクリングウエアや自転車用品の企画・開発に携わり、快適性と機能性を追求したモノづくりを続けています。
ヴィンテージスタイルへの深い理解を持ちながらも、現代の最新素材や技術を積極的に取り入れ、“クラシックと快適性の融合”をテーマにした製品開発を行っています。

本セミナーでは、サイクリングウエアの歴史や素材の進化、ライドをより快適にするための選び方や着こなしについて解説。
クラシックサイクリングをより深く楽しみたい方に向けて、実践的かつ興味深い内容をお届けします。

◎講師:中島義之氏(NAKASHIMA CYCLE FACTORY)
◎会場:鋸山美術館(メイン会場)
◎参加無料


13:30 - ヴィンテージバイクを蘇らせる塗装と美学(田島一人氏)

リペイント・カスタムペイント工房「Bonneville Repaint」代表、田島一人氏はヴィンテージバイクやクラシックフレームを中心に、多くの自転車の再生・塗装を手掛けるペイントアーティスト。
オリジナルの雰囲気や時代性を大切にしながら、一台一台に新たな命を吹き込む繊細な塗装技術で高い評価を得ています。

フレームカラーやロゴ、ライン処理に至るまで細部にこだわり、単なる修復ではなく“美しく蘇らせる”ことを追求。
本セミナーでは、ヴィンテージバイク塗装の世界、塗装による印象の変化、そして長く愛される自転車づくりの美学について語っていただきます。

◎会場:鋸山美術館(メイン会場)
◎参加無料


14:00 - 上映会「王様の仕立て屋」

このドキュメンタリー映画はイタリアの公共放送局RAIが制作した1時間の作品を編集したものです。
エディ・メルクスのレースを縦軸に、彼のために自転車を供給した3 人の自転車職人、ファリエーロ・マージ、エルネスト・コルナーゴ、ウーゴ・デローザのインタビューを横軸にし、テーラーメイドの自転車仕立て人の歩みを描いています。
特にエルネスト・コルナーゴの語るエピソードが饒舌で、表情豊かです。
職人たちが、メカニックとしていかに選手を支えたか。イタリア人達がいかに自国の自転車文化に誇りを持っていたかが伝わってくるでしょう。
【イタリア語、日本語字幕】


◎会場:Kanaya Station(金泉館2F)
◎参加無料(会場の席数には限りがあるため、先着順でのご案内となります)

 

 


15:00 - 王様の仕立て屋の世界(安家達也氏)

特別講演「王様の仕立て屋の世界」では、安家達也氏の解説とともに、イタリアのロードレース文化、エディ・メルクスの伝説、そして職人たちが作り上げた“自転車テーラー”の世界へと皆様をご案内します。
レースの歴史だけでなく、自転車に込められた哲学や美意識にも触れられる、貴重な時間となります。
今回は主にメルクスについて語っていただきます。

【安家達也氏・プロフィール】
自転車史・ヨーロッパロードレース文化研究家、翻訳家。
長年にわたりロードレースの歴史や名選手たちを研究。
著書に『ツール100話』、『ジロ・ディ・イタリア 峠と歴史』、1949年ジロのコッピ対バルタリを描いた『ブッツァーティのジロ帯同記』などがある。
日本における欧州自転車文化の普及に大きく貢献しています。

 

◎会場:Kanaya Station
◎参加無料(会場の席数には限りがあるため、先着順でのご案内となります)